やはり古い家なだけあって建具や天井が低いのです。
それをフルリフォームしたとしても天井もサッシの位置も低いままだと言うので無いな…と思ってしまいました。
そもそも亡くなっただろう場所がわかる家は無理でした。
つづき
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他にも2件の一戸建てを見せていただきました。
一件は入り口から無理でした。目の前の川がもう無理と思いました。水路のような川で水位が高かったことに怖さを感じたからです。
もう一件は奥のリビングがなんとなく嫌でした。
その根拠はありません。
それは私だけが感じるだけの話だからです。
次回は中古マンションを見せてもらうようお願いしその日は終わりました。
数日後中古マンションを2件ほど見せてもらいました。
中はリフォームしてあり綺麗でしたが、やはり古い作りで天井が低いし建具も低かったのです。
窓から見える遠くのお墓も何かが見えそうで嫌でした。
どこかで割り切らないと無理なのか…と思い、あまり直感を研ぎすまさないようにしてみましたが、やはり息苦しさを感じ決めることができませんでした。
次の日職場の友達にその話をしました。
今物件を探してるけど、やっぱり無いんだよね…と話しました。
急いで決めない方がいい!不動産屋でバイトした事ある友人は不動産屋は他も行った方がいいよ!私50歳過ぎて家を買った外国人の知り合いがいるから、どこの不動産屋か聞いてあげる!だって50歳過ぎてて外国人でもローンが通ったんだよ!すごくない?彼女は何年も前から家を探していてずっとローンが通らなくてその不動産屋でやっと通ってね…と話しながら、すぐその友達に電話をしてくれました。
そして、不動産屋さんの予約までしてくれたのです。
職場の友達と外国人は一緒に来てくれて不動産屋さんに私を紹介してくれました。
若い男の子と中年の男性が挨拶に来てくれました。
若い男の子はうちの長女とそんなに変わらない年齢でしたが、きっちりお話してくれて愛嬌もあり、私の中では好印象でした。
その不動産屋さんは、私にどのあたりの場所がいいか、どんな家が欲しいか、収入はどのくらいか、それだけを聞き電卓をたたいていました。
物件を見たいと思うと思いますが、まずどのくらいの金額のものが買えるのかがわからなければ、見て回る時間と労力が無駄になって疲れちゃうじゃないですか?だからウチはどのくらいの金額まで借りれそうか調べてから物件を探していきます。と言われました。
確かにね…と私はそこから先日一緒に見て回った不動産屋とはぜんぜん違うと感じました。
私の収入を聞いて計算していましたが、今聞いた収入ですと…ざっくりですが…コレになります、と電卓を見せてくれました。
その時言った収入はざっくり240万くらいで話したかもしれません。
私もそんな収入で家を買いたいと言っていたことが今になるととても恥ずかしいです。
そして借入可能金額は…1600万でした。
ん…これでは駅から離れた中古の小さめのマンションくらいしか買えないかな…という感じでした。
私はそれでもいいかな…って思ったのです。
今からローンを組んでも自分が何歳まで仕事ができるか…毎月払っていける金額がどのくらいか…色々考えるとたくさん払うことは不可能だと感じていたからです。
子供たちも上の子は18歳と19歳だし数年したら出て行くだろうと、10年もしないうちに子供たち3人とも出て行くことを考えたら私1人で住む家は広くなくていいと思いました。
でもマンションて私は一度も住んだことがないため、よくわかりませんでしたが、ワンフロアで生活するのは老後はとても楽だろうと感じていました。
ではその1600万くらいで買える中古マンションはどんな感じかなぁ…?と聞くと、お子様たち3人とお母様で4人で住むには少し手狭になるかもしれませんね…と申し訳なさそうに不動産屋さんは言っていました。
またマンションはローン返済が終わったあとも管理費と修繕費と駐車場の支払いはずっとあるということでした。
でも一戸建ても自分で修繕しなくてはいけないし、マンションはその修繕費を毎月積み立ていくだけだし、結局お金がかかることはどちらも変わらないかな…と思いました。
ただ、駐車場に関してはマンションだとずっと借りないといけない…70過ぎまで運転することを考えたらあと20年ちょっとは駐車場は必要かな…
それから、誰かお客様や子供たちが来たとき駐車場はあった方がいいかな…とか私の考えや思いが色々頭の中でぐるぐるまわりました。
と言っても今借りれる金額内で慌てて買ってもなんだか後悔する気がしたので、今年また頑張って収入増やしてまた来年来ます!と言って私はその日は帰りました。
やっぱり甘くなかった…でもこれは今じゃないよ!ということだったんだ…と私は思い仕事に打ち込みました。