シングルマザーになるなら、養育費はもらいたい!
だって、少しでも多くお金があった方がいいし、子供にはお金がかかります。
中学入学も高校入学も制服代や教材はもちろん、
塾代や部活などによって、たくさんお金はかかります。
少しでも足しになるお金がもらえるなら、もらいたいものです。
もらえるものは全てもらいたい!と思ってしまいます。
私も、そう思っていました。
でもね、気持ちはわかります。
全て好条件でもらえるなら、もちろんとてもいいのですが、そこは意地をはらない方がいいです。
じっくり落ち着いて下さいね。
離婚するからと言って、良い条件で全て相手からもらおうと欲をかくと、
あなたと子供たちにとって、生活が楽になって良いのですが、
実は、子供たちが一番被害にあいます。
なぜかと言うと…
離婚後も全てモラハラ夫に頼ることが決まったとして、了承得ていたとしましょう。
そこで、子供からのたのみ事に対して、そこはママが出すお金じゃないから、お父さんにたのみなさい!
なんていうことになりますよね。
すると父親に関わるのは子供たちになります。
子供はそのお願い事に対し、父親からのモラハラ的な攻撃を受けることになり、
子供はそのストレスで正常ではなくなっていきます。
離婚後の養育費として、子供に必要ないものはモラハラ夫にだしてもらう条件で離婚しても、
あなたはモラハラ夫と関わらない代わりに、子供たちはずっとモラハラ夫に関わっていくことになります。
相手はモラハラ夫です。
まともな話ができるとは思えません。
子供はずっとモラハラ夫の攻撃によって、自分をなくしていってしまいます。
養育費で生活は安定するかもしれませんが、子供たちの精神状態はずっと安定しません。
むしろ、モラハラ夫と関わるごとに壊れていきます。
私も、養育費の話はしましたが、
結果、子供にはお金をあげたいが、お前には一切渡したくない!
だから、お前にお金は渡さない!と言われました。
私が子供を連れて行くのに、私には一切お金を渡さない!と言うのです。
きっと、私に対しての怒りや憎しみで溢れているのだと思いました。
でも私は、何が何でも養育費をもらおうとも思っていなかったので、お金は一切いらないと言いました。
お金をかけて調停してまで毎月数万円のお金をもらおうと思いませんでした。
だって、その労力の方が大変と感じたからです。
だったら、自分でその分を稼いだ方が早いと…
そんな単純な考えだけで、養育費は一切いらないと言いました。
ただ、長女が大学入試でしたので、大学費用は私はだせない、
だから大学のお金だけは払って欲しいとだけ言って、家を出ました。
そして現在、娘は大学3年生です。
学費は現在も払ってくれているようです。
ただ、娘はモラハラ夫に対する不満を私に言ってくるのです。
その度に、私も気分が悪くなりますが、関わっている娘が気の毒に思い、
残りの学費は私が払おうと思いました。
なぜそう思ったかと言うと…
娘は音大へ行っています。
今就職先を探していますが、音大に行ったからと言って、音楽関係の仕事には限りがあります。
娘も、そこをこだわってしまうと仕事がないと言い、音楽にこだわらずに就職先を探しています。
そして、頑張っている娘に対して、お前の学費が高すぎて大変だ、大変だ!
と言ってくるようになり、娘もうんざりしていました。
そして、もし音楽と全く関係ない仕事に就いたら、どうでしょう?
モラハラ夫は、何というでしょうか?
だいたい想像つきますね。
世間体を気にするモラハラ夫は、おそらく…
せっかく音大へ行かせたのに、全く役に立たなかったじゃないか!
と嫌味を言う事でしょう。
高い金払ったのに、無駄金だったなどと娘や他の人に言うだろうと思いました。
おそらくそうやって、娘に嫌味を言い続けるだろうと…
だったら、もうお金を払ってもらわなくてもいいように、ママがどうにかするよ!
と娘に話しました。
また娘は、モラハラ夫と、お金だけの繋がりなら、
そこさえ切れば全て関わりがなくなり、良いと思ったのですが、
娘本人が、いや、最後まで払ってもらう。と言いました。
きっと、私に負担をかけたくないと思ったのでしょう。
私がモラハラ夫の家を出て、私とモラハラ夫との関わりがなくなり、
被害もなくなった代わりに、モラハラ夫の矛先は娘へ向かっていたのです。
離婚をして私は楽になりましたが、私が言われていたような事を、
まさか娘に言うなんて、信じられませんでしたが、これは事実です。
離婚後もまだモラハラ夫のモラハラはあるのです。
娘にはあまり関わらないようにと言いましたが、娘にとっては、父親にはかわりありません。
全く音信不通にはできないようでした。
また、娘も父親の文句はいいますが、親ということには変わりなく、
ひとりでいる父親を可哀想と思うようです。
電話が来れば相手をし、呼ばれれば父親に会いにいく。
ということをしています。
その度に、父親がこう言っていた、ああ言っていたなど、私にも連絡が来ます。
娘からしたら、この親はどーしょうもないな…という感じでしょうか。
それは私の事もふくめ、そう娘は感じていると思います。
親の事で悩むということは、とても苦痛だと思うのです。
だから私は、モラハラ夫の話は子供たちにしないようにしています。
私の親も離婚をしていますが、親の事というのは、本当にストレスになります。
自立できていればいいですが、大学出て、社会にでて、新しい世界に入ることで、
不安だらけで仕事に行く中、その他に親の悩みなど、子供が抱えきれないと思うのです。
ましてや、モラハラという苦痛を抱える事で、本来なら夢いっぱいで社会に出る子供が、
モラハラという余計なストレスを抱える事は、親としても、とても心苦しいです。
子供たちには、本当に申し訳なさを感じながらも、
私なりの親としての役目を果たしながら、子供たちと接しています。
でも、まずは、私自身が自立はもちろん、精神的にも経済的にも安定しなければ、
子供たちに余計なストレスを与えてしまいます。
親の事まで心配させるような事にならないように、とにかく自立と余裕を私は目指し、
子供たちを不安にさせないようにしていくことだけ考えています。
子供の親は、私とモラハラ夫だけです。
どちらかが普通でないなら、もう片方はせめて、まともでいなければ、子供は逃げ場がなくなるのです。
これは、結婚生活も同じだと思います。
片方が子供を叱ったら、もう片方はフォローしてあげる。
2人で子供を責めてしまうと、子供は萎縮していきます。だって、逃げ場がないですからね。
モラハラ夫が子供たちに嫌味を言っていたら、私は必ず子供の見方になっていました。
ほぼほぼ私が子供のフォロー役でした。
そして、責めはせず、子供たちの考えを汲み取り、モラハラ夫の事も悪く言わないようにしていました。
ただ、やはり私も人間ですから、モラハラ夫からの暴言でイライラしたり、落ち込んだりする事も多く、
子供たちはきっと、私の事を心配してくれていたと思います。
モラハラ夫が私に言ってくる暴言を子供たちは聞いているのです。
私と子供が家を出る前に、モラハラ夫は子供たちに、こう言ってきたようです。
こうなったのは、あいつのせいだ!と…
息子は、モラハラ夫に、こう言ったそうです。
夫婦のことは知らない。
でも、パパだって、ママにどれだけ嫌がらせしてきたと思ってるの!
と…
息子の方が大人だなぁ…と思ってしまいました。
現在は、息子2人は、ほとんどモラハラ夫と連絡とっていません。
ただ、娘は、大学費用を払ってもらってるという事で、モラハラ夫と連絡を取り合っています。
私と息子たちは、モラハラ夫から離れ、直接的な被害はなくなりましたが、
その代わり、モラハラ夫のモラハラは、娘へ向かう他ないのです。
娘から聞く、モラハラ被害は、まだもう少し続きそうです。
娘のことは、私がサポートしつつ、早く娘が自立する事を待つばかりです。
あなたも、離婚をしても、切れないものはあるという事を覚えておいて下さいね。