誰か助けて…となる日が多くなりました。
ゆういつ、彼に会える仕事だけが楽しみで生きているような感覚でした。
つづき
↓
家に帰りたくない…
モラハラ夫の顔を見たくない…話をしたくない…
遅く家に帰って、すぐ犬の散歩へ行こうと思いながら帰ると、メシ!と言うモラハラ夫。
私のことをとにかくコキ使いたかったのだと思います。
ごはんを出して、すぐ犬の散歩へ行きます。
近所を何周もし、1時間ほどフラフラと散歩し帰ると、座る間もなくすぐにコーヒー!と言います。
はぁ…もう嫌だ!
私も仕事で疲れてると言っても、はぁ?お前の仕事なんかハサミ持ってるだけだろ!俺の方がよっぽど疲れてるわぁ!とバカにしたように言ってきます。
そうでしょうね、工事屋さんの方が重たい機械運んで大変ですねぇ…と私も思ってしまい、何も言えなくなります。
毎日毎日これの繰り返しでした。
何を言っても、倍以上の言葉になって返ってくるのです。
しかも、半笑いで馬鹿にしたような言い方でです。
ひどい時は、突然大きな声で怒鳴ります。威圧するように強い口調で言ってきます。
私は怖くてなにも言えなくなってしまうのです。
私は仕事がとても楽しかったのです。
彼に会えることが嬉しくなっていました。
私達は言葉には何もしていなくても、お互い何かを感じとっていたのだと思います。
自然と体の距離が近くなっていました。
そして、仕事の悩みや家の悩みをずっとずっと話しながら、大丈夫大丈夫がんばろ!とお互い励ましあっていました。
そのうち、大丈夫だよ…と優しく抱いてくれるようになっていました。
私はその優しさだけに溺れていきました。安心しました。
そして、超えてはいけない一線を越えてしまったのです。
お互い罪悪感はありました。
でも、もう抜け出せなくなっていきました。
それがどのくらいの期間続いたのでしょう…一年は超えていたかもしれません。
ある日、私が仕事の休みの日に、子供達と夕飯を食べていたとき、子供たちがモラハラ夫の愚痴を言い始めました。
俺は忙しいんだとか言いながら、ずっと家にいるときあるじゃん、何もしてないじゃんか!ずっと家にいるだけじゃん!仕事してないやん!
この前こう言われたから、言い返したら、全然違うこと返ってきて意味わからんわ!
愚痴大会になっていたとき、私はフッとなんか嫌な感じがしました。
私は人差し指を縦に口に当て、子供達に
しーーーっ!と言いました。
なんか、聞かれているような気がする!
子供たちは、たしかに!と言い、
カメラつけるくらいだからな、盗聴器なんか余裕だろうし、やりかねないわ。と長男が言いました。
ママはそれがわかったら、ここには居れないから、出て行くわ!と私は言いました。
子供たちは、うんうん…とだけうなずいていました。
長女は言いました。もう今からアパート探した方がいんじゃない?ママだって働いてるし、どうにかなるっしょ!
長男も、〇〇だって(←末っ子)小4だし、今のうちの方が絶対にいい!だって、中学入ってからだと、グチグチネチネチと言われるようになるよ!早いうちからアイツとは離れた方がいい!
私は、ちゃんと計画たてないとダメ!今の仕事だけだと絶対足りないし生活できないから!と言いました。
ちゃんと考えるから、ちょっと待って!と私は子供たちに言いました。
私は、お金の把握をするために、家計簿を見ながら今の保険から貯蓄をもう一度確認するのでした。