もうこれ以上無理だ…と市役所の人権課に電話をしました。
旦那が家にお金を入れてくれないと…怖くて話ができないと…話しました。
電話で受付の人からカウンセラーの人にかわりました。
とにかく一度市役所へ来て下さいと言われ、研修が終わった後に市役所へ向かいました。
つづき
↓
市役所へ行きカウンセラーの方にお会いしました。
私は思いついたことを話しました。
結婚する前に付き合っていた人のことを調べあげ、不倫だったことを奥様に電話したことや、毎日がツラすぎて不倫をしてしまったことと、今の状況を話しました。
ツラかったですね…
その言葉だけで私は泣いてしまいました。
否定もせず聞いてもらえたことで少し気持ちが軽くなりました。
このアンケートをやってみて下さいくだい、とわたされた紙には、掃除や料理などに対して文句を言われる、避妊をしてくれない、などたくさんの質問事項が書いてありました。
当てはまるものに⚪︎をして下さいと言われました。
ほとんどが当てはまり⚪︎をつけていると、ああ…ほとんどですね、もういいですよと半分くらいまで書いたところで回収されました。
ひとつでも当てはまればDVなんです、と言われました。
あれに当てはまらない人っているのだろうか?
世の中の男性なんかみんなモラハラ男なんではないかと思ってしまうほど、私は人間不信になっていたのだと思います。
日本は男尊女卑の傾向が強いように感じていました。
男性はなんだかみんな偉そうにしてて嫌だなと感じていました。
私はその時そんな偏見を持っていました。
なぜなら、お互い働いていても給料が高いほうが偉い人!みたいなことになりやすいからです。
仕事だけしていればいいと思っているモラハラ夫が本当に嫌になりました。
そして悔しさが込み上げてきました。
カウンセラーは引越しはできそうですか?と聞いてきました。
今はお金がないからできません。と私は言いました。
まだ仕事を変えたばかりで収入がないのです。
カウンセラーは黙っていました。
私は無言を避けるように、今は引越しできないがするつもりでいると言って帰りました。
法テラスの話を聞きましたが、その時の私はそこまでする気力がありませんでした。
もう戦いたくなかったのです。
普通の話ができない人と話をすることで無駄な労力を使うからです。
モラハラ夫に関わりたくなかったし、考えるだけで動悸がするからです。
でも逃げたい一心でした。
とにかく家を出なくては!私の頭の中はそれだけでした。
ボロい古いアパートでもいいから、とにかくモラハラ夫と離れて暮らしたい!ただそれだけでした。
でもやっぱり自信がないのです。生活できるか不安で不安で仕方ありませんでした。
私の安い給料で生活ができるのか…?それだけが心配でした。
そうなると、お金を一銭もくれないモラハラ夫にイライラしてくるのです。
そして私はお金に執着をもってしまったのです。
お金がなければ何もできない。
本当は今すぐ引越して安心を手に入れたい!そう思うのですが、動けない自分に悲しくなりました。
はぁ…もうめんどくさい…すべてがめんどくさい…だってモラハラ夫とちゃんと話ができないんですからね、でもそれをわかってくれる人は誰もいませんでした。
私ならご飯食べなければただ痩せるだけだけど、子供たちはそうはいきません。
お腹いっぱい食べたい時期だからこそ子供たちには我慢をさせたくありませんでした。
私はモラハラ夫の帰りを待ち、生活費の請求をしました。
でも、もらった金額は数万円でした。
ご飯食べるのがやっとの金額でした。